韓国米を日本へ持ち帰る時の「検疫証明書」取得ガイド

仁川（インチョン）空港でお米の検疫証明書を発行する方法

1. なぜ検疫証明書が必要なの？

 

韓国で購入したお米（精米）を日本へ持ち込む際には、
日本の植物防疫法により「植物検疫証明書（Phytosanitary Certificate）」の提出が義務付けられています。

これは、病害虫の侵入を防ぐための重要な手続きです。

韓国・仁川空港では出国前に空港内の検疫所で発行が可能です。

2. 仁川空港での検疫証取得方法【ステップ別ガイド】

(1) 必要なもの

• 密封されたパッケージ米（通常5kgまたは10kg）
• ラベルに「原産地：大韓民国（Made in Korea）」の記載があること
• 購入時のパッケージそのままの状態で持参
• パスポート、搭乗券（航空券）

(2) 手続きの流れ

1. 仁川国際空港 第1または第2ターミナルへ
2. 出発ロビー（3階）の「動植物検疫所」を訪問
   　※第1ターミナルの場合、Fカウンター付近にあります
3. 窓口で「植物検疫証明書を発行したいです（식물검역증명서 발급 받으러 왔습니다）」と伝える
4. 検疫官がお米の状態を目視で確認（約5〜10分）
5. 書類に記入して完了！無料で発行されることが多いですが、量が多い場合は有料になる場合もあります。

3. 日本入国時の注意点

• 到着後、「植物検疫カウンター」または税関で申告
• 書類提出時に
  　「韓国で検疫証をもらいました」
  　（韓国語で “식물검역증 받았습니다”）と説明するとスムーズ
• お米は必ず**預け荷物（スーツケース）**に入れてください
  　※機内持ち込み不可

4. 検疫証明書 まとめ（日本人旅行者向け）

項目	内容
検疫所の場所	仁川空港 第1・第2ターミナル 出発階（3階）Fカウンター付近など
所要時間	約5〜10分（混雑状況により変動）
必要なもの	密封されたパッケージ米、パスポート、航空券
費用	無料（量によっては有料の可能性あり）
使用目的	日本の税関での提出用書類

韓国のお米はツヤと甘みがあり、日本でもとても人気があります。
仁川空港で検疫証明書を発行しておけば、安心して持ち帰ることができます！
韓国旅行のお土産として、ぜひ高品質な韓国米を体験してみてください。